2016年8月11日更新

パールトーン加工の威力を実感！

着物で美味しいお鮨を食べに行って、家で着物を脱いでみたら、衿のあたりにお醤油がついていた！なんて経験はありませんか？急な雨も心配ですよね。そんな時でもパールトーン加工していれば安心ですね！

4,323 view

パールトーン加工、いざという時に着物を守るためにやってみたいとは思うけれど、なかなかお高くてついつい「ま、いいか」ってなってしまいがちですよね。そんなパールトーン加工が、2016年8月13日（土）までの限定で、京都きもの市場さんの「きもの夏祭り」大阪・梅田グランフロントの展示会で、当日購入の商品に限り、パールトーン加工無料になります！（http://kimono-smile.com/articles/FvNPs）
せっかくのお得情報なので、これを記念して記事を書いてみました。

パールトーン加工は賛否両論だけど、どうしたらいいの？

とっても便利で安心なパールトーン加工ですが、ネットの書き込みなど見てみると、賛否両論ですね。パールトーン加工反対派の一番の理由は「風合いが変わる」ということです。自然の産物絹に対して、加工すること自体に反発を感じている方も多いのではないかと思います。

反対に、パールトーン賛成派は、素晴らしい撥水性にメリットを感じていて、雨の日も安心、お食事でも安心、という安心感を買っているようです。

パールトーンってどんな加工？

では次にパールトーン加工の特長を調べてみましょう。一番の特長は「撥水性」です。

水分が着物に付着しても、コロコロと水滴になって、そっとタイルでおさえて拭き取れば、きれいに取れてしまうのです！

それは絹の繊維一本一本の深部までパールトーンを浸透させているからです。
なので、表面に幕を張る防水加工とは一味違う撥水性となります。

これによってもたらせられるパールトーン加工の特長は、
・絹本来の風合い・光沢を損なわずに加工できる
・絹本来の心地よい通気性を保てる
・水でのお手入れも可能になる
などです。

パールトーン加工のメリット

パールトーン加工は、以下のようなメリットがあると、パールトーン社では謳っています。

・縮みから、ちりめんを、伸びから絞りを守る効果に優れています。
・生地を汚れから守り、シミになりにくくします。
・素材の風合いを損なうことは、ほとんどありません。
・高い通気性で、着心地が変わりません。
・白生地・金銀糸・箔などの変色防止に高い効果を発揮します。
・染め変えも可能です。
・虫干しにかける時間も短縮できます。
・お手持ちの仕立て上がりのきものにも、加工可能です。
・きものや帯には損害保険（安心どすえ）を用意しています。
・料金は丸洗い一回分程度、とても経済的です。

via 安心きもの

パールトーン加工は高い？安い？

パールトーン加工すると、着物なら1万円以上はするので、高いと思っていましたが、なるほど、丸洗いやしみ抜きに１、2回か出すぐらいなら、パールトーン加工の方が安く上がりますね。
しかも、「きもの保険」付きっていうのが魅力です！50万円まで補償してくれるそうです。

きもの保険「安心どすえ」

パールトーンでは、加工済みのきもの、帯、すべてに損害保険「安心どすえ」をご用意。(５年間保障・補償限度額50万円)破損や汚損はもちろん火災、盗難もカバーして、よりいっそうの安心感をお届けします。
加入手続きは、安心きもののお手入れ法に付いている加入カードに必要事項を記入し投函して頂くだけです。

via www.pearltone.com

こんなにすごいパールトーン加工が無料！？

こんなに便利で、しかも着物なら1万円以上、振袖になると16,000円ほどするパールトーン加工を、なんと『無料』でやってもらえるお得な情報があります！
残念ならが2016年8月13日（土）までの限定ですが、京都きもの市場さんの「きもの夏祭り」大阪・梅田グランフロントの展示会では、当日購入の商品に限り、パールトーン加工無料です！（http://kimono-smile.com/articles/FvNPs）
パールトーン加工を試してみる、大チャンスですね！！

【満員御礼時間続出】決算謝恩&予約特典付き！夏のきもの祭り開催。大阪グランフロント - きものsmile -着物すみれ-

京都きもの市場さんの謝恩展示会が、今回は大阪グランフロントにて開催されます！またもやお得な商品満載＆嬉しいお土産付き！

それでは次に、パールトーン加工した場合のお手入れ方法を見てみましょう！

パールトーン加工した場合のお手入れ方法−水性の汚れ編

水性の汚れとは、醤油、ジュース、お酒などです。お食事中にうっかりつけてしまうこと、ありますよね！

①

しょうゆや雨は加工済みのきものに付くと水滴状に。

②

汚れを乾いたタオルでこすらないように吸い取ります。

③

タオルに水分や汚れが吸着。まだ汚れは残っています。

④

その部分に水をかけて汚れを浮かびあがらせます。
※これ、びっくりしました！

⑤

もう一度２と３の要領で浮かびあがった汚れを吸い取とります。

⑥

処置を行ったら十分に乾かすことが重要なポイント。
※見事に何も残っていません！

パールトーン加工した場合のお手入れ方法−油性の汚れ編

油性の汚れとは、襟・袖の汚れ（皮脂）、ファンデーションなどです。夏場は特に汚れますよね。

①

油性汚れは水性と違うお手入れを。

②

乾いたタオルにベンジンをたっぷりしみこませます。

③

汚れの部分に２のタオルでしばらく押さえ汚れを溶かします。

④

別のタオルにベンジンをたっぷり付け、ぼかすように拭きます。

⑤

汚れが残っている場合は４の処置を再度繰り返します。

⑥

お手入れした部分をドライヤーで乾かします。

パールトーン加工でも弱いものってあるの？

ここまで読むと最強のパールトーン加工に思えますが、パールトーン加工済みの気温のでも、シミになってしまうものもあるようです。
それは、化学薬品を含んだ色素(インク・マジック・墨汁・一部化粧品・口紅など)や熱いものは、特に生地に深く浸透し、シミになりやすいそうです。

いくらパールトーン加工しているからって、安心しきっていてはダメですね！着物を大事に扱う、日頃の心がけも大切です。

まとめ

振袖や訪問着など、高価な着物で、たとえ雨でも着ていかないわけにいかず、しかも着用して食事をする機会が多いものには、パールトーン加工をかける方が多いようです。特に色の淡いものでしたら、かけておいた方が安心という意見もありますね。

また、生地の縮みも少なくなるというメリットを生かし、特に縮緬の着物にはかける、という方もいらっしゃいます。

反対に、結城紬や大島紬などの紬類は、独特の風合いを保つためにも、かけない派が多いようです。特に小石丸などの繊細な絹糸にはかけない！という声も多いようですね。

着物の種類や、着用するシーン・頻度によって、うまく使い分けると良さそうですね。