2018年7月16日更新

日本のKIMONO（着物）が世界で注目される3つの理由

日本文化を代表するものとして「着物」があります。最近では、安く手に入れられるものもあるので普段着の感覚で着る日本人も増えています。そんな日本の誇り「着物」が世界で魅了される理由について紹介します。

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「kimono」として辞書にも載っている

日本の伝統的な衣服「着物」ですが、実は海外の英英辞書にもそのまま「kimono」として載っていることがあります。

「macha」や「sushi」、「geisha」など日本語がそのまま英語になっているものは多く、最近驚いたのは「sukiyaki」です。

すき焼きを英語で説明するのは難しいですが「sukiyaki」と言えばわかってくれる人もいるのは日本人としては嬉しいです。

着物に戻りますが、ここからは着物が世界で注目される理由をヨーロッパ在住の筆者の視点をもとに書きます。

理由その1：日本文化の人気

やはり、まずは日本文化の人気です。

「日本」と聞くと誰でも寿司やサムライは知っていますが、最近では「引きこもり（hikikomori）」や「半端ない（hampanai）」がそのまま使われることもあります。

ちなみに、「半端ない」はサッカー日本代表大迫選手に関する言葉です。

海外では、日本のアニメが普通にテレビで放送されていたり、マンガもその国の言語に訳して売られています。

あと、ヨーロッパには非常にたくさんの寿司レストランがあり、街に数件というレベルではなく、本当に至るところにあります。

NARUTOは日本でもじゅうぶんヒットしたコンテンツだけど、海外でのアニメ人気は日本でのそれと比べておかしいくらい
— 遠藤 (@enco2001) May 24, 2018

理由その2：柄や模様が美しい

着物、帯、小物の組み合わせは、着物の魅力の一つです。

同じ着物でも、合わせる柄や模様によって違う印象になり、全体の色の調和がとにかく素晴らしいと評判です。

また、日本にははっきりとした四季があるので、着物の柄や模様も季節に合わせて表現されたものが多いです。

海外の人から見ると、着物はまさに日本文化の象徴なのです。

理由その3：伝統工芸

着物の柄や模様の美しさだけではなく、着物には職人さんの技術も込められています。

機械ではできないような繊細な作りは、長年の経験がある職人さんだからこそ実現できるのです。

「ものづくり大国日本」と言われるだけあり、着物にはたくさんの伝統工芸が凝縮されています。

日本人にとって、海外の人に着物が愛されるのはとても嬉しいことです。また、日本人が着物を好きなのとは少し違った理由があるのも興味深いです。